誰のために歌うわけでもなく
カーテンの隙間から 朝の光が忍び込む 冷めたコーヒー飲みながら 昨日の夢を笑ってみた 誰かの言葉に揺れて 泣きたくなる夜もある でも不思議とこの胸の奥 まだ少しあったかい 誰もいないこの部屋でも 鼻歌が風に乗ってく 聞こえなくてもいいんだ 私の今日が始まるから すれ違う人の数だけ 幸せの形があるんだろう うまく言えないけれど 生きてるってそれだけで歌になる