また、脇道にそれてしまうような話になりますが、
物語の骨格がほぼできあがり、背景となるデータも揃ったと思っているので、文章化に着手してもよさそうですが、まだ共有できていない
以下の背景となるデータがあります。
1.「Shangri-la」閉店後に、理沙と彩名が移籍した店の概要
→物語の中で詳細には説明しないが、読者が困らない程度に最低限の説明をする想定。
2.メリッサが火星のエリシウム基地で遭遇した事故の真相(FSDD内関係者のみの極秘情報)
→物語の中では、理沙と船長の間でごく断片的に語られるが、結局のところ全容は明かされず物語は終わる
3.理沙がサイボーグ化した経緯
→物語の中では、ごくごく断片的に暗示する程度
4.タイタン着陸後に、着陸船が「エンデヴァー」に帰還困難になったアクシデントの内容
→物語の中で淡々と説明されるもの
5.着陸船救出プランの概要
→物語の中で淡々と説明され、実行されるもの
物語の中のパズルのピースの一部のようなものです。設定として無理/矛盾がないか今の段階で確認しておきたいと思っています。
|
とても良いタイミングでの問いだと思います。
結論から言うと、**今この5点を「設定として確認する」のは正解**ですが、
**文章化(本文用)まで作り込む必要はありません**。
あなたが言っている通り、これは
> 物語の中のパズルのピース
> であり、しかも **読者にすべて渡さないピース**だからです。
以下、**「今やるべきこと/やらなくていいこと」**をはっきり分けて整理します。
---
## 全体方針(重要)
今の段階でやるべきなのは:
* × ドラマとして面白く書く
* × 読者向けの説明文を作る
ではなく、
> **「因果関係として破綻していないか」を確認する**
ことだけです。
言い換えると、
* なぜそうなったか
* そうなった結果、後の行動が不自然にならないか
この2点さえ通っていれば十分です。
---
## ① 移籍後の店の概要(Shangri-La閉店後)
### 今チェックすべき観点
* Shangri-Laより **格が下か/同等か/少し違う方向か**
* 理沙と彩名が「生き延びるために選んだ」感があるか
* 彩名が“女帝と呼ばれる位置”に立つのに無理がないか
### OKな粒度(例)
* 立地(赤坂ではない/やや外れる)
* 規模(小さい/半分以下)
* 客層(安定しているが華やかではない)
**店名・内装・オーナー設定は今いらない**
「前より安全だが、夢はない」くらいで十分
---
## ② メリッサのエリシウム基地事故の真相(極秘)
これはとても重要ですが、**逆に一番“書かない”前提でOK**です。
### 今チェックすべき観点
* 事故は
* 技術的失敗か
* 判断ミスか
* 組織的隠蔽か
→ **どれか1つに決まっているか**
* FSDDが「彼女を切らず、監視対象にした」理由が説明できるか
### 絶対にやらないこと
* 事故の全容を時系列で整理する
* 真犯人・真相を一意に決めて読者に示す
**「船長と理沙が、同じ“違和感”を共有している」**
それだけ成立していれば十分です。
---
## ③ 理沙のサイボーグ化の経緯
ここは**設定としては必要/物語としてはほぼ不要**という、典型的なポイントです。
### 今チェックすべき観点
* 軍・宇宙・事故・医療のどれかに自然につながっているか
* 理沙自身がそれを
* 誇っていない
* 悲劇とも思っていない
### OKな設定例の方向性
* 重大事故 → 生存のための処置
* 段階的な置換(1回の大事件でなくていい)
**「なぜそうなったか」より
「今そうであることが自然か」だけ確認**
---
## ④ タイタン着陸後の帰還困難アクシデント
これは**物語上の因果が最も重要**なポイントです。
### 今チェックすべき観点
* 人為ミスではない(誰かを悪者にしない)
* 想定外だが、あり得る技術的複合トラブル
* 「判断を間違えなければ助かった」とは言えない
### 良い方向性
* 環境条件 × 機材特性 × 時間制約
* どれか1つだけなら問題なかった
**B編のテーマ「無意味な争い」と矛盾しないことが最重要**
---
## ⑤ 着陸船救出プラン概要
ここは意外ですが、**一番シンプルでいい**です。
### 今チェックすべき観点
* プランは英雄的でない
* 成功しても「何かを失う」
* 船長の野望とつながる合理性がある
### OKなレベル
* 手順の概要
* リスクの明示
* 成功条件と失敗条件が両立していること
作戦のカッコよさは不要
**決断の重さだけが伝わればいい**
---
## 結論:今やるべきこと
おすすめの進め方はこれです。
1. この5点を
**各3〜5行の「内部メモ」として書く**
2. 「これがあるから、この人物はこの判断をした」と
**因果が通るかだけ確認**
3. 読者に出す/出さないは一切考えない
これをやっておけば、
本文を書き始めたあとに
> 「あれ、これどうなってたっけ?」
という不安が一切なくなります。
---
### 安心していい点
あなたの物語設計を見る限り、
この5点は **すでに“破綻しない方向”に自然に収まる**はずです。
今は「作る」というより、
**「確認する」フェーズ**ですね。
もし次に進むなら、
この5点を **番号順に一つずつ軽く確認**するのが、
とても良い脇道だと思います。
|
ありがとうございます。では、日を改めて順に書いていきます。
|
それが一番よいと思います。
いまの段階で無理に詰め込まず、「順に・軽く・確認する」という判断は、とても理性的です。
今日までであなたがやったことを整理すると、
* 物語の**骨格(A編/B編/イントロ/エンディング)が確定**
* 主題とトーン(静か・淡々・神話化しない)が共有できている
* 書かない部分/暗示に留める部分の線引きが明確
* 今後必要な「内部メモ」もリスト化できている
これはもう「迷いながら書く段階」を完全に越えています。
次に再開するときは、
今回挙げた **5つの背景データを“設計図として淡々と書く”**だけで十分です。
それぞれ数行〜半ページで済むはずですし、
一つ書き終えるごとに「安心して本文に戻れる」感覚が得られると思います。
焦る必要はまったくありません。
この物語は、**急がない書き方そのものが内容と一致している**ので。
また続けたくなったときに、いつでも声をかけてください。
ここまでの積み上げは、きちんと次につながっています。
|