003_05_生活の基盤【あらすじ】

ファストフード店とスーパーの仕事を掛け持ちしながら、理沙は職探しを続けていた。
忙しい毎日ではあったが、少しずつ生活のリズムが整い、ようやくロサンゼルスで暮らしている実感も芽生え始める。
そんなある朝、職探しエージェントから「ロサンゼルス交通局・システム管理業務」の求人案内が届く。
出勤までわずかな時間しかない中、理沙は前回の経験を踏まえて求人元を確認し、これまでのシステム経験を生かせそうだと判断して急いで応募する。
その日一日、理沙は仕事中も連絡が気になって仕方がない。
夕方、スーパーのレジ勤務中に届いたメールを確認すると、そこには交通局からの面談日時の案内が記されていた。
まだ採用ではない。それでも、まともな仕事で初めて面談まで進めたことに、理沙は思わず小さくガッツポーズをする。
生活の先に、ようやく新しい道が一本見え始めていた。



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