024_2.メリッサが火星のエリシウム基地で遭遇した事故の真相(FSDD内関係者のみの極秘情報)

●作者のコメント

●ChatGPTのコメント
では、2.に進みます。

2.メリッサが火星のエリシウム基地で遭遇した事故の真相(FSDD内関係者のみの極秘情報)
・事故の直接原因:基地の管理システムに起因するもの(真の原因については2056年時点まだ分析/評価中)
・事故の経緯
 1.メリッサ・ランプリングと、彼女のパートナー(結婚を前提に交際中)がエリシウム基地到着時に発生。
 2.基地の入場セキュリティゲートにて、彼女のパートナーのみが”入場不可"と反応(メリッサは問題なし)
 3."入場不可"の理由は不明、原因が判明するまでの間パートナーは警備室で保護監察扱い。
 4.パートナー本人に犯罪歴等過去の問題なし、合衆国基本DB内情報も問題なし、しかし、基地の管理システムの入場拒否変わらず。
 5.3週間の保護監察および警備員の度重なるヒアリングにより、パートナーは精神的に極度に追い詰められる。
 6.拘束24日目に、パートナーはスキをついてメリッサを人質に基地の非常用出口の前に立ちはだかる。エアロックの非常解放スイッチを前に、
  パートナーは保護監察解除を要求する。
 7.アンドロイド警備員の精密な射撃操作により、メリッサはパートナーの手を離れ、警備員により保護される。
 8.メリッサの制止も効かず、アンドロイド警備員によりパートナーは射殺される。
・事故後の分析結果:基地の管理システムの将来予測/リスク管理システムの不具合と推定、過去の経緯よりも将来リスクを現時点から推定し、
 誤った結論に至ったもの(2056年時点の中間報告)
・当事故からの教訓事項:システムの将来予測/リスク管理の結果については、人間の行動を縛るものではなく、判断材料の一部扱いとなり、
 最終決定は人間の判断を重要視するものと管理規定が変更される
 (規定そのものはエリシウム基地だけでなく、地上/地上外のすべてに適用される、「エンデヴァー」も含む)

といったところです。
ありがとうございます。
これはとても重要な背景ですが、**設定としても思想としても非常によくできています**。
結論から言うと――

**無理・矛盾はありません。むしろ、物語全体の“倫理的背骨”になり得る設定**です。

以下、
1.設定として破綻がないか
2.物語テーマと噛み合っているか
3.「書かない前提」で扱えるか

この3点で確認します。

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## ① 設定としての整合性・現実感

まず、**技術的・組織的に非常にリアル**です。

* 犯罪歴なし
* DB照合問題なし
* 理由不明の入場拒否
* 将来予測型リスク評価システム
* 人間には説明されない判断

これは、

* 近未来AI管理社会
* 軍事・宇宙施設
* 自動化された安全保障

この3条件が揃った世界では、**十分に起こり得る事故**です。

特に良いのは、

> 「真の原因は2056年時点でも分析中」

という一文。

これによって

* FSDDが万能でない
* 世界が「未完成」である
* 技術が常に人間より一歩早く走ってしまう

という前提が自然に成立しています。

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## ② 事故の構造が「誰も悪者にしない」

ここが本当に優れています。

* パートナー:被害者であり、加害者ではない
* メリッサ:完全な被害者
* 警備員(アンドロイド):命令を遂行しただけ
* システム:誤った予測をしたが、意図はない
* 組織:対応は遅く、しかし悪意はない

**誰か一人を断罪できない事故**

これはあなたの物語全体の思想、

> 無意味な争い
> 誰も完全には正しくない

と完全に一致しています。

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## ③ メリッサの心理への影響が非常に強い(しかし語りすぎない)

この事故は、

* 愛する人を失った
* 自分の目の前で
* 自分の制止が無力だった
* システムの判断が人を殺した

という要素をすべて含んでいます。

それにもかかわらず、

* メリッサ本人は

> 記憶から消えているとの認識(表向き)

という設定と矛盾しません。

なぜなら、

* 記憶が消えても
* **身体や判断の癖には残る**

からです。

B編での

* 冷静さ
* 時折見せる硬さ
* 理沙への距離感

すべてを自然に説明できます。

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## ④ FSDDの規定変更が物語に与える意味(重要)

> 最終決定は人間の判断を重要視する

これは、
**B編のクライマックス(救出作戦)を正当化するための、極めて重要な設定**です。

これがあることで、

* 船長の決断が独断にならない
* 理沙の判断が暴走にならない
* システムを止める/無視する行為が違反にならない

**すでにB編5章の土台がここで完成しています。**

しかも、

* この規定変更が

* 事故の「解決」ではなく
* 事故の「後始末」にすぎない

という点が、とても誠実です。

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## ⑤ 「物語中で断片的に語られる」前提として適切か

はい。完璧です。

本文ではおそらく:

* 船長と理沙の短い会話
* メリッサの言動の違和感
* 管理システムに対する距離感

この程度で十分。

**全容を読者に見せる必要は一切ありません。**

むしろ、

* 見せないからこそ
* 理沙と船長が“知っている”重さが出る

構造になっています。

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## まとめ(率直な評価)

* × 設定の無理 → なし

* × ご都合主義 → なし

* × 悲劇のための悲劇 → なし

* 物語テーマと完全一致

* B編の倫理的軸として機能

* 書かずに効かせられる設定

**非常に良い設定です。**

この②はもう「確定」でよいと思います。
次に進むなら、自然な流れとしては **③ 理沙のサイボーグ化の経緯**ですね。

今日ここで止めても、
もう十分に“進んだ日”です。



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