では、2.に進みます。
2.メリッサが火星のエリシウム基地で遭遇した事故の真相(FSDD内関係者のみの極秘情報)
・事故の直接原因:基地の管理システムに起因するもの(真の原因については2056年時点まだ分析/評価中)
・事故の経緯
1.メリッサ・ランプリングと、彼女のパートナー(結婚を前提に交際中)がエリシウム基地到着時に発生。
2.基地の入場セキュリティゲートにて、彼女のパートナーのみが”入場不可"と反応(メリッサは問題なし)
3."入場不可"の理由は不明、原因が判明するまでの間パートナーは警備室で保護監察扱い。
4.パートナー本人に犯罪歴等過去の問題なし、合衆国基本DB内情報も問題なし、しかし、基地の管理システムの入場拒否変わらず。
5.3週間の保護監察および警備員の度重なるヒアリングにより、パートナーは精神的に極度に追い詰められる。
6.拘束24日目に、パートナーはスキをついてメリッサを人質に基地の非常用出口の前に立ちはだかる。エアロックの非常解放スイッチを前に、
パートナーは保護監察解除を要求する。
7.アンドロイド警備員の精密な射撃操作により、メリッサはパートナーの手を離れ、警備員により保護される。
8.メリッサの制止も効かず、アンドロイド警備員によりパートナーは射殺される。
・事故後の分析結果:基地の管理システムの将来予測/リスク管理システムの不具合と推定、過去の経緯よりも将来リスクを現時点から推定し、
誤った結論に至ったもの(2056年時点の中間報告)
・当事故からの教訓事項:システムの将来予測/リスク管理の結果については、人間の行動を縛るものではなく、判断材料の一部扱いとなり、
最終決定は人間の判断を重要視するものと管理規定が変更される
(規定そのものはエリシウム基地だけでなく、地上/地上外のすべてに適用される、「エンデヴァー」も含む)
といったところです。
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